日本を信じるとは,東日本大震災からの立ち直りを信じると言う意味だ.キーン氏は,東日本大震災後,日本と寄り添って人生を全うすることを決めた人である.2人ともこの本出版時に90歳である.当然,死後の世界の話などもたくさん出てくる.ただ,2人とも日本を愛してやまない人であるが,今の日本のあり方には疑問を持っており,危機感もお持ちである.
この2人が,日本の立ち直りを信じると言えば,我々も安心感を持つことができる.しかし,2人も,そう信じるしかないでしょう,というスタンスのようである.
日本のよさとは何だったのか,こうした人々から学びながら,これから生きていく人がそれを維持して行かなければならないのだ.大丈夫か,若い人たちよ.
0 件のコメント:
コメントを投稿