2010年7月7日水曜日

熊田忠雄「そこに日本人がいた!」新潮文庫

その地に初めて渡った(あるいはそれに近い)日本人のことが書かれている。日本人も、昔は勇敢だったと思うと同時に、現状がなさけなく感じられる。
商売、売春、たまたま流れ着いた、等々理由はいろいろであるが、辞書すらろくになかっただろう時代に、着物姿で渡った日本人のたくましさが感じられる。

一通り読んだが、何度も読み返したいと思う本である。

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