2013年1月19日土曜日

福岡伸一「生命と記憶のパラドクス」、文藝春秋

週刊文春に連載されたエッセイ集である。1ページ半の短いエッセイが66本集められている。
短いからとても読みやすい。そして、福岡ハカセの考えることが手に取るようにわかる。
福岡ハカセのものは、人気があるが、なかなか専門性があって読みにくいという印象があったが、この本は日常的な常識があれば、誰にも読めるだろう。それにしても、ハカセの教養の幅広さには脱帽だ。 よく読んでみると、やはり生物の話がベースになっている。そこをベースにする限りは、教養の高さは当然のことだろう。

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