私の読んだ本
本はたくさん買っていますが,多くは積ん読になっており,あるいは,せっかく読んでも忘れてしまいます. 備忘録の意味で,ここにメモを残していきたいと思います.
2012年6月17日日曜日
新田次郎「小説に書けなかった自伝」新潮文庫
公務員との二足のわらじを履き,最後に小説家として独立した経過が詳しく述べられている.今まで新田次郎とは,山岳小説だと思っていたが,この本を読んで,それは新田次郎氏が否定していたことがわかった.また,山岳家からは,いろいろと厳しい意見が出されていたことを知った.
何事も,文句をつけることは簡単だろう.それに対してどう立ち向かったかというような点が非常に参考になった.
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