産經新聞の記者である著者が、民主党から自民・公明の政権に変わる少し前あたりに、自民党の議員中心に、居酒屋で取材したものを載せた本である。取材の相手は、大島理森、園田博之、谷垣禎一、加藤紘一、津村啓介、下地幹郎、石破茂、阿部知子、岸田文雄、安倍晋三、高市早苗、玄葉光一郎などである。また、特別宴席として、石破茂と野田聖子の対談もある。
これを読むと、それぞれの政治家の人となりがよく伝わってくる。酒が強い人も弱い人もあるが、共通して、よくしゃべり、対談を盛り上げたことが伝わってくる。
議員宿舎に住む議員の生活が、必ずしもリッチではなく、わびしいものであることもわかる。単身赴任とはそういうものなのだろうが、センセイ稼業とはこんなものなんだなと思う。
あと、当時の総理野田佳彦や福島瑞穂ともやってほしかったのだが。産経の記者には興味がないか、それとも苦手か。まあ、酒を飲みながら話をする雰囲気ではないか。
0 件のコメント:
コメントを投稿