2012年5月24日木曜日

福澤諭吉(山本博文訳)「福澤諭吉 幕末・維新論集」ちくま新書

旧藩情,痩せ我慢の説,明治十年丁丑公論,士人処世論よりなっている.士人処世論は,その当時も公務員人気だったようであるが,いいことばかりではないと,その風潮を咎めている.まるで今の公務員指向のようだ.
現代語訳なので,読みにくい訳ではない.ただ,忙しくて頭が疲れている人間には,少々読むのに骨が折れた.

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