小沢一郎の弟子で有名になった,石川議員の,修行の日々が書かれた本である.小沢一郎という人がどれだけ高いところにいる人かということがよくわかった.決して,我々と同じ目線でものを見る人ではないようだ.
石川議員は,これで何を言いたかったのだろうか.
2012年5月24日木曜日
福澤諭吉(山本博文訳)「福澤諭吉 幕末・維新論集」ちくま新書
旧藩情,痩せ我慢の説,明治十年丁丑公論,士人処世論よりなっている.士人処世論は,その当時も公務員人気だったようであるが,いいことばかりではないと,その風潮を咎めている.まるで今の公務員指向のようだ.
現代語訳なので,読みにくい訳ではない.ただ,忙しくて頭が疲れている人間には,少々読むのに骨が折れた.
現代語訳なので,読みにくい訳ではない.ただ,忙しくて頭が疲れている人間には,少々読むのに骨が折れた.
2012年5月1日火曜日
曾野綾子「人間の基本」新潮新書
最近、他の本に書いたことを寄せ集めたような本が多かった曾野綾子さんですが、今回はしっかりした本です。
何事も自分の頭で考え、正しいと思うことをずばりおっしゃるこの爽快さは、なかなか得がたいものです。特に、貧困や病気、ルールで動いていられないような社会におけるこの方の考えは、まさに「人間の基本」だと思います。この人の本を読むと、たくさん折り目を付けることになります。折り目は、私が後日読み直すときにポイントとなるしおりです。
何事も自分の頭で考え、正しいと思うことをずばりおっしゃるこの爽快さは、なかなか得がたいものです。特に、貧困や病気、ルールで動いていられないような社会におけるこの方の考えは、まさに「人間の基本」だと思います。この人の本を読むと、たくさん折り目を付けることになります。折り目は、私が後日読み直すときにポイントとなるしおりです。
2012年4月30日月曜日
阿川佐和子「聞く力 心をひらく35のヒント」文春新書
週刊文春の対談をずっと続けている彼女であるが、対談をするときの聞き役としてのお話がいろいろと書かれている。これを読んでわかったことは、たくさんの話を聞く準備をするよりも、1つから3つくらいの質問を考えておいて、あとは相手の話の中から質問することを引き出すということであった。
2012年4月27日金曜日
五木寛之「下山の思想」幻冬舎新書
「トンデモ本」の部分が面白い。常識とは全く異なる説を唱える本のことだ。法然の「選択本願念仏集」が古今東西の「トンデモ本」の中で、最高、最重要な一冊だろう。
とある。おお!岩波文庫にあるではないですか!
でも、俗物の刺激の強いものに浸っている私が、こういう高級なトンデモ本を楽しむことができるのだろうか?
下山の思想の本そのものは、何事も右肩下がりの今の時代を正しく理解せよという本である。五木氏にとって、若いときは登山、年を取ってきてから下山というのが社会の状況だから、彼の成長とちょうど同じで、受け入れやすいのだと思う。私もそうだ。
それを考えると、今の若い人は、自分はこれからなのに、社会が下山状態というのは、とても気の毒に思える。そういう若い人から、新しい思想が生まれてくるのだろう。それに期待したい。
とある。おお!岩波文庫にあるではないですか!
でも、俗物の刺激の強いものに浸っている私が、こういう高級なトンデモ本を楽しむことができるのだろうか?
下山の思想の本そのものは、何事も右肩下がりの今の時代を正しく理解せよという本である。五木氏にとって、若いときは登山、年を取ってきてから下山というのが社会の状況だから、彼の成長とちょうど同じで、受け入れやすいのだと思う。私もそうだ。
それを考えると、今の若い人は、自分はこれからなのに、社会が下山状態というのは、とても気の毒に思える。そういう若い人から、新しい思想が生まれてくるのだろう。それに期待したい。
2012年4月24日火曜日
2012年4月16日月曜日
ドナルド・キーン「私の大事な場所」、中公文庫
日本に帰化されたキーンさんが、自分の好きな町、自分の日本研究での様々な思い、亡くなって惜しむ人の名前、そして、好きなオペラについて書かれている。80代も終わりに近い著者とはとても思えないしっかりした文章(これを書かれたのは7年ほど前ではあるが)である。日本人には気づいていない日本の良さが、こんなにあるのかと驚かされる。
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