内村鑑三、新渡戸稲造、福沢諭吉、柳田国男、西田幾多郎のメッセージを、若い読者たちのために編纂した本である。この本のタイトルは、もちろん「皮肉」である。いまの若い読者たちがまず思う「世界一退屈な授業」に属する範疇の話であるが、作者はもちろんこの内容を非常に重要なものと思っている。
本のタイトルや中の作りが少々奇をてらいすぎており、残念である。もっと普通に作ったら、よい本だということになるのに、残念に思った。
2012年3月9日金曜日
土光敏夫「信念の言葉」PHP研究所
私のいま住んでいる岡山出身の著名人である。空港で出発待ちの時に購入して読んでみた。
「めざし」が有名だが、この人の質素な生活の本質は私にもわかるような気がする。そもそも、忙しくなったらくだらないことにお金を使って、神経を使っている暇などない。
この本がめざしに終始しているのではない。むしろ、トップに立つ人の心構えがてんこ盛りの本である。いろいろな意味で人の上に立つ人は一度は目をとおす価値のある本である。
「めざし」が有名だが、この人の質素な生活の本質は私にもわかるような気がする。そもそも、忙しくなったらくだらないことにお金を使って、神経を使っている暇などない。
この本がめざしに終始しているのではない。むしろ、トップに立つ人の心構えがてんこ盛りの本である。いろいろな意味で人の上に立つ人は一度は目をとおす価値のある本である。
2011年12月12日月曜日
林望「謹訳 源氏物語一」祥伝社
私も、日本人としてついに源氏物語を読んでみることにした。といっても、現代語訳であるが。帯に「訳文に不思議な透明感とスピードがあり、それが話を一気に読み進めさせる力となっている・・・」とあるが、たとえ現代語訳であっても一気に読むのは私には無理だ。最近書評が進まないのはこういう本を読んでいるからに他ならない。どれだけ面白いかというと、まだ面白さがわかるところまで行っていない。ようやく「桐壺」を読み終えたところ。桐壺更衣が光源氏の母親だということを知った(そんなこともしらなかったの?と笑わないでね)。
川口純一郎「はやぶさ」式思考法、飛鳥新社
学会でこの人の講演を聞いた。というか、講演会場は満員で、別室でモニタ視聴だった。
それにしても、この人は講演がうまい。常識をはずれた話がどんどん出てくる。笑っている内に時間が過ぎて、講演が終わった。帰ってからこの人の本を探してみたら、すでにいくつも出ていた。そのうちの1冊を買って読んでみた。講演と同じだった。同じなら、講演を聞く方が面白い。
それにしても、この人は講演がうまい。常識をはずれた話がどんどん出てくる。笑っている内に時間が過ぎて、講演が終わった。帰ってからこの人の本を探してみたら、すでにいくつも出ていた。そのうちの1冊を買って読んでみた。講演と同じだった。同じなら、講演を聞く方が面白い。
2011年11月12日土曜日
林望「思想する住宅」,東欧経済新報社
家は断然北向きがいい
和室など不要
というから,どんなショッキングなことが書かれているのかと思ったら,この著者らしい,「住むため」の家の理想が書かれていた。日本の家が,南向きに建っていて,それぞれの家が勝手気ままに建てていることを,イギリスのそれとの比較で,(もちろんこの著者のことだから,イギリスの建て方に味方している)書いている。そういう理想をそのまま追求できている著者がある意味うらやましい。
マンション生活を余儀なくされている私にとって,今後,どういう家に住むのかということは大きな問題であるが,それに全力を傾注するほど,家のことに時間と金をつぎ込みたくないという無精な心もある。
和室など不要
というから,どんなショッキングなことが書かれているのかと思ったら,この著者らしい,「住むため」の家の理想が書かれていた。日本の家が,南向きに建っていて,それぞれの家が勝手気ままに建てていることを,イギリスのそれとの比較で,(もちろんこの著者のことだから,イギリスの建て方に味方している)書いている。そういう理想をそのまま追求できている著者がある意味うらやましい。
マンション生活を余儀なくされている私にとって,今後,どういう家に住むのかということは大きな問題であるが,それに全力を傾注するほど,家のことに時間と金をつぎ込みたくないという無精な心もある。
2011年11月9日水曜日
池波正太郎「新編 男の作法」,サンマーク文庫
これは,池波氏がどこかの本で書いてきたことを,編集者がピックアップして解説している本である。道理で,どこかで読んだような文章が多いなあと思った。目次がよい。たとえば,「本はたくさん読んでいくうちにね,おのずから読み方というものが会得できるんですよ。」-本- といった具合だ。あとから思い出したり,もう一度読むのにいい。
林望「臨終力」,ベスト新書
この作家は,それこそ「青春物」的なものを書いていた頃からのファンであり,このタイトルをみてぎょっとした。人生終盤を迎える頃から死ぬときまでの心構えが書かれている。
この人は,もう自分のことを老人と言っている。私よりも7才年配だが,少し早くないか?それとも,還暦を迎えるとそういう気持ちになるのかしらん?
暗い気持ちにはならなかった。60才前の私の今の年齢が人生の最後の最盛期であることを感じた。
この人は,もう自分のことを老人と言っている。私よりも7才年配だが,少し早くないか?それとも,還暦を迎えるとそういう気持ちになるのかしらん?
暗い気持ちにはならなかった。60才前の私の今の年齢が人生の最後の最盛期であることを感じた。
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